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Tag: 思い出

修士の当たり前な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて文化を愛するようになったか

by C on 8月.16, 2008, under traceroute

露骨な題名。

なんか、仮面ライダーの映像を観ていたら、これが俺のオタク道原点だなと思った。

その経緯を書こうと思ってさ。何故に俺はこの道を選んだのかって話。 (continue reading…)

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藍より出でし青袴

by C on 2月.24, 2008, under essay, traceroute

二十八になった父の元に俺が産まれた。
それはつまり、俺が父の半生までは生き過ぎた事を示す。

先週末、父が半月板手術で入院したので仙台に行った。術後翌日の見舞いだったが、ギブスもせず、絆創膏を二つほど膝頭に貼り付けて相変わらずの様子だった。相変わらずとは言え、直に還暦を迎える年齢、往年に較べれば髪も黒よりか灰色に近く、一挙手一投足は無目的に為されず少しずつ熱量が節約された動作に絞られて来る。
仕方が無い。加齢即ち老化と考えても致し方ないまでに差し掛かっている。

母が午後の電車で帰るので、その見送りで妹も帰り、残った俺と父で午後から夜に掛けて緩慢な入院病棟の時間を過ごす。家に居る時と違い、時間を費やすには話をするより他に無い。
何年、或いは十数年か振りで、父と二人、何時間か当て所ない話をする。
丈夫に見えて、家族の中で父は入院経験が尤も豊富だ。それは俺の産まれる以前もそうだし、体を酷使する仕事柄、避けられない事かも知れない。老いはあちこちを侵し、使えなくなる身体を憂い、ぼそりぼそりと父は嘆く。どうにもしようがない。坂を転がる鞠の如く、摩擦で減速が在ろうと一方向に向けて誰しも転がり続ける。

俺に出来る孝行とは一体何だろうと思い倦ね、しかしこうして病室で取り留めのなく父子の会話を紡ぐより、他に無い。

ここ数年、帰省とは殆どそんな思いに浸る行事だった。
けれどそろそろ行いを改めよう。

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人の醸成

by C on 2月.08, 2008, under essay

たれぞ曰く《十年…人が腐るには充分な時間だ》、謂わば苦み走るなり舌先が割れるなり尾っぽが生えるなり、人が醸成して分化を辿るには充分な時間だと思う、十年は。
振り返ればその十年を越えた付き合いの友人と言うのもちらほら現れている訳で、遂に今年は大学入学から数えて十年目に当たる。そうか、当時のみんなもそりゃそれぞれの道を歩むだろう。そもそも今何をしているのか定かに無い人の方が多い。

その台詞を読んでからも既に十年は過ぎ、その当人の年齢と今の俺の年齢は同じかもしれない。それと比較するまででもないが、しかしさてはて俺は醸成するだろうか。

それではたまたま手元に在る英訳後の台詞をどうぞ、と何が言いたいのか判らぬままにさようなら。

Ten years…
Two simple words…
…but a long time to live through.


Yes…
…long enough for one to rot.

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霧氷の街

by C on 2月.06, 2008, under traceroute

北国と雪国とは等価表現では無い、雪国で在れば北国で在るに違いないがその逆は成り立たない。
今日もつくばは雪が降りしきる。日向と日陰の境界が現れることなく、午前は粉雪、午後はぼた雪がぺとぺと道という道を湿らし続ける。そんな雪景色を近傍記憶の自分は珍しく眺めつつ、想い出の何処かが慣れ親しんだ東北の景色を引きずり出す。

そうだ、二月の六分の一は過ぎ去っていた。

上京の予定は当面片付き、短期間ながらも生活の調律は制音された。
そろそろ良い時期、と今日の午前にやっと帰国の連絡を各方面に打つ。どの程度の知り合いにどんな内容で告げれば良いか思案している内に相当な時間が掛かってしまう。意外にそんな時みぃは便利だった。

昼はてっちゃんへ行く。相変わらず時間がゆるりと舞う店で味も変わり無く安心した。

しかし大寒小寒の繰り返し。引き続き連絡メールと対峙しよう。

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二時間前の都市

by C on 1月.22, 2008, under traceroute

ついに時計の時刻を日本時刻に合わせた。
これで更に太平洋を渡った心持ちが深まる。

長らく人の手に渡っていた折り畳み自転車を昨日獲得し、土地勘に物を言わせて市内を走ってみる。

大学近くまで来たので研究室に行って先生に挨拶する。
その後構内を歩いていたらいきなり“Excuse me.”と声を掛けられる。明後日お国に帰る中国人が、デジカメを通販で買いたいんだけど、発送が間に合うかどうか電話で聞いて欲しいとの事で引き受けて聞いてみたら大丈夫だって。

ぼんやりと日本語しか必要としない生活を惜しんでいたのでこちらとしても楽しいひとときだった。
しかし、つくばは都内に負けず劣らず外国人を見掛ける街だ。以前在ったフロンティアと言うパブはどうなったろう。

そして引き続き街を彷徨い、増えた店消えた店を足で知る。人も変わり、季節も過ぎ、街並みも移ろう。

部屋ではアドエスの使い方やカスタマイズに四苦八苦。
以前仕事で初期W-ZERO3を使ってはいたものの、単にFlashの動作確認と通信周りにしか用が無かったので、改めて説明書を見返しては手を変え品を変え端末を馴染ませていく。
壁紙を真綾にした時点で漸く一仕事終了。

さて、電話機も安定して使えるようになった処で、次の段階に進めよう。

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